ハトロン紙がなくても安心!すぐに使える代用品を紹介
「ハトロン紙がほしいけれど、家にない」「近くのお店で売っていない」という場面は意外と多いものです。
ハトロン紙は手芸や型紙作り、工作、梱包などいろいろな場面で使われていますが、意外と身近なお店で見つからないことも。
そんなときでも慌てなくて大丈夫です。
今回は、家にあるものや100円ショップで手軽に手に入る代用品について、使い方のコツも交えて分かりやすく紹介します。
まず、ハトロン紙の特徴と使われる理由、それからおすすめの代用品と選び方を順番に見ていきましょう。
ハトロン紙ってどんな紙?どんなときに使う?
ハトロン紙は、ほどよい厚みと丈夫さがあるクラフト紙の一種です。
表面はなめらかで破れにくく、少しだけ透けるので、線を写したいときや型紙作りによく使われます。
包装や梱包にもよく使われていて、「丈夫な包装紙」と「薄いトレーシングペーパー」の中間のような紙だとイメージすると分かりやすいでしょう。
・破れにくく、長く使える
・薄くて下の線をなぞるのが簡単
・いろんな用途に使える
・値段も手ごろ
なぜ代用品が必要になるのか?
ハトロン紙は大きな文房具店や専門店にしか置いていないことも多く、急に必要になったときにすぐ手に入らないことがあります。
また、ネットではまとめてしか買えず、「ちょっとだけ欲しい」というときに困ることも。
こんなとき、家にあるものや100均の商品をうまく使えば、ハトロン紙の代わりにできる場合がたくさんあります。
「専用の紙でなければダメなのかな?」と心配する方も多いですが、実際は身近な紙や布で十分間に合います。
100均や家の中で使える!おすすめ代用品
ここからは、ハトロン紙の代わりになるアイテムを具体的に紹介します。
100円ショップで買えるもの、家に常備されている紙や布など、用途ごとに向いているものも合わせて説明します。
100円ショップで見つかる便利な紙や布
100均にはハトロン紙の代わりに使えるアイテムがたくさんあります。
たとえば、「クッキングシート」「不織布」「模造紙」などです。
・クッキングシートは透け感が強いので、線を写す型紙作りにぴったりです。鉛筆やペンも使いやすいです。
・不織布は破れにくく、衣装づくりや丈夫さが必要な場面に便利。
・模造紙は大きなサイズを安く手に入れられるので、広い範囲を使いたいときに活躍します。
家庭で使える新聞紙・包装紙・コピー用紙など
家にある紙も意外とハトロン紙の代わりになります。
・新聞紙は大きいサイズでたくさん手に入りますが、やや破れやすくインクが手に付くことがあるので注意しましょう。
・包装紙はデザインも豊富で丈夫なものが多いので、梱包や工作に向いています。ただし、透け感はあまりありません。
・コピー用紙は小さい型紙やメモ程度には使いやすいですが、広い面積を使うには何枚か貼り合わせる必要があります。
どれを選ぶ?代用品の選び方のポイント
いろいろな代用品があると、どれを使うか迷ってしまいます。
そこで、「強さ」「透けやすさ」「値段」の3つで比べてみましょう。
強度・透け感・値段で比較してみよう
・クッキングシートは中くらいの強さでよく透け、価格も安い
・不織布はとても丈夫だけどあまり透けない、値段は手ごろ
・模造紙はそこそこの強さと価格だが、透け感は少ない
・新聞紙は安くて大きいが、破れやすい
・包装紙は強度があり高級感もあるが、値段が高めで透けにくい
・コピー用紙は普通の強度で安いけれど、小さいサイズ
・トレーシングペーパーは透け感が抜群で型紙にぴったりだが、破れやすく値段は少し高め
透け感を重視するならクッキングシートやトレーシングペーパー、丈夫さを重視するなら不織布を選びましょう。
用途別に最適な素材は?
・型紙作りなら、線が写しやすいクッキングシートやトレーシングペーパー
・工作には、切りやすく扱いやすい模造紙やコピー用紙
・梱包や包装には、強度のある新聞紙や包装紙、不織布が安心
まず「何に使うか」を考えて選ぶのが失敗しないコツです。
大きなサイズの紙が必要な場合
衣装作りや大きな作品など広い面積が必要なときは、模造紙や新聞紙を使うと便利です。
また、コピー用紙を何枚も貼り合わせて大きくして使う方法もおすすめです。
不織布もロール状で売られているので広い範囲に使えます。
貼り合わせる場合は、テープでしっかり補強するとズレにくく安心です。
代用品を使うときの注意点
便利な代用品でも、素材によっては扱いが難しいものもあります。
ここでは、失敗しやすい点や避けたほうがよい素材、うまく使うコツについて紹介します。
破れやすい紙は補強して使おう
新聞紙やトレーシングペーパーはとても薄くて透けやすいですが、そのままだとすぐ破れることがあります。
そんなときは、裏にマスキングテープを貼ったり、コピー用紙を重ねて使うと丈夫になります。
弱い紙は重ねて補強するのがおすすめです。
使わないほうがいい素材もある
なんでも代用できるわけではありません。
たとえば、ティッシュペーパーやラップは破れやすかったり伸びたりしてしまうので、型紙や梱包には向いていません。
反対に、画用紙や段ボールのように分厚いものは、透けないので型紙には使いにくいです。
薄すぎたり厚すぎるものは避けましょう。
実際に使った人の感想を参考にしよう
「クッキングシートで型紙が作れて便利だった」「不織布は丈夫で衣装作りにちょうどよかった」「新聞紙は大きくて便利だけどインクが手についた」など、使ってみた人の感想も参考になります。
初めての人は、まず100均のクッキングシートや不織布から試してみると安心です。
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まとめ:ハトロン紙の代用は工夫次第!目的に合わせて選ぼう
ハトロン紙は便利ですが、専用の紙がなくても工夫すれば代用できます。
家にあるものや100円ショップの商品を活用すれば、コストも抑えられて作業もスムーズ。
型紙作りには透ける紙、衣装作りには丈夫な布や紙、梱包には安くて大きな紙、といったように使い分けるとよいでしょう。
破れやすい紙を使う場合は補強を忘れずに。
「代用品だから我慢」ではなく、むしろ使いやすい素材を選ぶことで作業がラクになることも多いです。
ぜひ自分の用途や好みに合った代用品を探して、ハトロン紙がなくても困らない工夫をしてみてください。