テレビ周りにホコリがたまりやすい理由
テレビのまわりは、気がつくとホコリが溜まっていることが多い場所です。
その主な理由を3つに分けて、わかりやすくご紹介します。
静電気がホコリを引き寄せる
テレビやその画面は、静電気がたまりやすい性質があります。
この静電気のせいで、空気中のホコリがどんどんテレビにくっついてしまいます。
特に冬の乾燥した時期は、静電気が強くなりやすいので、掃除してもすぐにホコリが目立ってしまうことも。
春や夏はあまり気にならないですが、秋から冬にかけては、より注意が必要です。
布製品が多い部屋ではホコリが増えやすい
テレビの近くにカーテンやカーペット、ソファなどの布製品が多いと、そこから細かい繊維やホコリが発生します。
部屋の換気が足りないと、こうした小さなホコリが空気中を漂い、テレビの周辺にたまりやすくなります。
カーテンの糸くずやカーペットの毛、ソファやクッションから出るペットの毛なども混ざって、知らないうちにホコリの山になってしまうこともあります。
配線やコードの周辺にホコリがたまりやすい
テレビの裏には電源ケーブルやHDMIケーブルなど、たくさんのコードが集まっています。
こういった配線部分は空気の流れが悪く、ホコリがたまりやすいポイントです。
さらに、コード自体にも静電気が発生しやすいので、ホコリが付きやすくなっています。
テレビ表面だけでなく、台の下や裏側、配線まわりにも注意しましょう。
手軽にできる!テレビまわりのホコリ対策と掃除方法
テレビまわりのホコリ対策は、特別な道具がなくても始められます。
誰でもできる簡単な方法をいくつかご紹介します。
マイクロファイバークロスでやさしく拭く
細かい繊維で作られたマイクロファイバークロスは、ホコリをしっかりとキャッチしてくれます。
画面やフレームをやさしく乾拭きするだけで、静電気も抑えられ、ホコリの再付着も防ぎやすくなります。
定期的に使うことで、汚れやホコリがたまる前に予防できます。
ただし、クロスはこまめに洗うのがポイントです。
静電気防止スプレーを使う
掃除用クロスに静電気防止スプレーを軽くかけてから使うと、静電気が抑えられ、ホコリがつきにくくなります。
このスプレーは100円ショップでも手軽に買えますが、直接テレビに吹きかけず、必ずクロスにスプレーしてから使いましょう。
香りの強いタイプは避け、無香料のものがおすすめです。
このスプレーは家具や床のホコリ対策にも活用できます。
ハンディモップで配線や裏側もきれいに
柄付きのハンディモップを使うと、テレビの裏やコードの隙間も簡単に掃除できます。
静電気を利用してホコリを吸着するので、手が届きにくい部分のホコリもしっかり取れます。
使い終わったら、モップもきちんと掃除して清潔に保ちましょう。
テレビ掃除で気をつけたいこと
テレビはとても繊細な家電なので、掃除のやり方を間違えると故障や画面トラブルのもとになります。
次のポイントに注意しましょう。
水拭きのリスク
テレビに直接水をかけたり、水分を多く含んだ布で拭くのは絶対に避けましょう。
液晶画面の隙間から水が入ると、内部がショートしたり、画面が映らなくなったりすることもあります。
どうしても湿らせたい場合は、布をしっかり絞ってから使い、最後は必ず乾いた布で仕上げてください。
直接スプレーをかけるのもNGです。
洗剤やアルコールは基本NG
家にある洗剤やアルコール入りのクリーナーを液晶テレビに使うのはやめましょう。
強い成分が表面のコーティングを傷めてしまうことがあります。
掃除するときは、必ず「液晶テレビ専用」のクリーナーを使うのが安心です。
テレビをきれいに保つためのちょっとしたコツ
ホコリだけでなく、指紋や皮脂汚れもつきやすいのがテレビ画面。
ここからは、液晶テレビを傷めずにきれいにする方法を紹介します。
液晶テレビ専用クリーナーの使い方
専用クリーナーを使う場合は、スプレーをクロスに吹きかけてから画面をやさしく拭きます。
画面に直接スプレーするのは避けてください。
クロスで円を描くように軽く拭くときれいになります。
力を入れてゴシゴシ拭くのは、画面を傷つけるので注意しましょう。
もし水拭きをしてしまったら
万が一、水分を多く使ってしまった場合は、すぐに乾いた布で拭き取ります。
その後、テレビの電源を切り、半日から1日ほどしっかり乾かします。
それでもおかしいと感じたら、無理せずメーカーや専門業者に相談しましょう。
用意しておきたい掃除道具
・画面専用マイクロファイバークロス
・液晶テレビ専用クリーナー
・無香料の静電気防止スプレー
・やわらかいハンディモップ
・綿棒(細かい隙間やスピーカー掃除用)
これらをテレビのそばにまとめておくと、気がついたときにすぐ掃除できるので便利です。
ホコリ知らずを目指す!掃除を習慣にするコツ
一度きれいにしても、掃除を習慣にしないとすぐにホコリがたまります。
続けやすい工夫を紹介します。
曜日ごとに分けて掃除する
掃除を曜日ごとに分けて行うと、負担が軽く、無理なく続けられます。
たとえば、月曜日はテレビ画面を拭く、水曜日はテレビ台を掃除、木曜日は配線のホコリ取り、土曜日はリモコンやスピーカーのお手入れ、日曜日は専用クリーナーで丁寧に掃除…といった具合です。
週末にまとめてやるよりも、毎日少しずつ進めるのがおすすめです。
おすすめ掃除グッズベスト7
1.静電気防止のマイクロファイバークロス
2.伸縮タイプのハンディモップ
3.ケーブル収納ボックス
4.液晶テレビ専用クリーナー
5.静電気防止スプレー
6.綿棒(細かい部分用)
7.小型のほうきとちりとり(テレビ台の下の床用)
掃除グッズの収納アイデア
掃除道具は、テレビ台の引き出しに入れたり、マグネットフックで壁に掛けたり、100円ショップのボックスにまとめておくと便利です。
「使いたいときにすぐ手に取れること」が、習慣化のコツです。
よくある質問と答え
Q1.テレビ掃除はどれくらいの頻度が良い?
A1.週に1回程度が理想ですが、ホコリが気になる場合はもっと頻繁に拭くのがおすすめです。
Q2.液晶画面をアルコールで拭いても良い?
A2.アルコールは画面のコーティングを傷つける恐れがあるため、基本的にNGです。専用のクリーナーを使いましょう。
Q3.テレビ裏のホコリは放っておくとどうなる?
A3.ホコリが内部に入ると故障や、最悪の場合は発火の危険もあります。特に配線周辺は定期的に掃除しましょう。
Q4.ペットがいる家庭での注意点は?
A4.ペットの毛もホコリの原因になります。空気清浄機を置いたり、粘着ローラーで布製品をこまめに掃除すると良いでしょう。
Q5.100円ショップの掃除道具だけで大丈夫?
A5.マイクロファイバークロスやハンディモップ、静電気防止スプレーなど、ほとんどの道具は100円ショップで揃います。安くても十分に役立ちます。
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まとめ:テレビ周りのホコリ対策は毎日のちょっとした習慣から
テレビ周辺は、静電気や配線、布製品の多さなど、さまざまな理由でホコリが集まりやすい場所です。
ですが、身近な掃除グッズを上手に使い、曜日ごとに分けて掃除するなど、ちょっとした工夫でキレイを保てます。
日々の習慣づくりで、いつでも快適なリビングとクリアな映像を楽しみましょう。
今日からできる簡単な対策で、気持ちよくテレビを使ってください。