生春巻きをきれいに作るための基本ポイント
生春巻きを作るとき、お皿やほかの春巻きにくっついて、せっかくの見た目が崩れてしまった経験はありませんか?
ライスペーパーはとてもデリケートで、少し水分が多いだけでも破れたり貼りついたりしやすいのが特徴です。
でも、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、作るときの失敗を減らすことができます。
ここでは、初心者の方でもすぐにできる「くっつき防止のコツ」と保存方法について、わかりやすくまとめます。
くっつかない生春巻きのための基本テクニック
まずは、すぐに試せる簡単な方法からご紹介します。
・お皿やトレーにはクッキングシートを敷いて並べる
・1本ずつ少し間隔をあけて置く
・「厚手」や「ベタつきにくい」と書かれたライスペーパーを選ぶ
これだけでも、生春巻きがくっつきにくくなり、お皿からもはがしやすくなります。
初めて作る人でも取り入れやすいポイントです。
さらに安心!くっつき防止の便利ワザ
もっと上手に作りたい方のために、もう一歩進んだ裏ワザもご紹介します。
1本ずつラップやシートで包む
巻き終わった生春巻きをラップやクッキングシートで包むと、くっつくのを防げます。
お弁当にもそのまま使えるので便利です。
手や調理道具の水分をしっかり拭く
手や道具が濡れていると、ライスペーパーが貼りつきやすくなります。
こまめにタオルで拭きながら作業しましょう。
具材の水分はしっかり取る
野菜など水分が多い具は、キッチンペーパーで軽くふいてから巻くと、ベタつきやくっつきの予防になります。
ライスペーパーは水に浸しすぎない
戻すときは水に長く浸しすぎないのがポイントです。
さっと水にくぐらせ、すぐお皿の上で少しなじませてから使いましょう。
巻き終わりを下にして並べる
巻き終わりの部分を下にして置くと、はがれにくく形も安定します。
ライスペーパーを2枚重ねて使う
薄いライスペーパーや破れやすい場合は2枚重ねて使うと、丈夫になって扱いやすくなります。
キャンディ包みにする
ラップで生春巻きの両端をねじって包むと、見た目もかわいく、くっつき防止にもなります。
お弁当にぴったりです。
レタスで具を包んでから巻く
中の具材をレタスなどで包んでからライスペーパーで巻くと、水分や油がペーパーに直接つきにくくなります。
シリコンマットや調理用シートを使う
作業台やまな板にシリコンマットや専用のシートを敷いておくと、ライスペーパーが貼りつきにくくなり作業しやすくなります。
霧吹きで水分を調整する
水に浸しすぎが心配な場合は、霧吹きで水をかけて戻すと、ちょうど良いやわらかさで巻けます。
生春巻きを保存するときのポイント
生春巻きは作りたてが一番おいしいですが、保存やお弁当用にする場合は少し工夫が必要です。
冷蔵庫で保存する場合
1本ずつラップやシートで包み、タッパーに入れて乾燥を防ぎます。
食べる前に少し常温に戻すと、またやわらかくなります。
ただし、冷凍はライスペーパーが割れるのでおすすめできません。
翌日に食べたい場合の工夫
水分の多い具は避け、作ったら少し冷ましてからラップで包み、密閉容器で保存すると、ベタつきが抑えられます。
お弁当に持っていくとき
生春巻きがくっつかないように、1本ずつシートやラップで仕切るのがコツです。
タレは別容器に入れて、特に暑い日は必ず保冷剤を使いましょう。
生春巻きでよくあるトラブルと対策
ライスペーパーが破れる
水につけすぎたり、具を詰めすぎると破れやすくなります。
さっと水にくぐらせ、具材は控えめに入れましょう。
お皿や春巻き同士がくっつく
そのまま並べると底が貼りつきやすいです。
クッキングシートやラップを敷き、間をあけて並べると解決します。
野菜から水分が出てベタつく
きゅうりやもやしなどの水分は、キッチンペーパーでしっかりふいてから巻きましょう。
乾燥して固くなる
エアコンの風や乾燥でパリパリになることも。
巻いた後は濡れ布巾やペーパーをふんわりかぶせておきましょう。
なぜ生春巻きがくっつくの?理由と対策
ライスペーパーの性質
ライスペーパーは米粉やタピオカ粉でできていて、水で戻すとネバネバしやすくなります。
この粘着力がくっつきやすさの原因です。
気温や湿度、時間の影響
暑い日や湿度が高いとき、長時間そのまま置くとくっつきやすくなります。
逆に乾燥しすぎるとパリパリになって割れることも。
ライスペーパーの種類による違い
「厚手」や「ベタつきにくい」と表示があるものは扱いやすくなっています。
タピオカ粉が多いタイプは、透明で粘着力が強めです。
よくある疑問と答え
前日に作った生春巻きは食べられる?
きちんとラップで包んで冷蔵庫で保存すれば、翌日も食べられます。
食べる前に少し常温に出しておくとやわらかさが戻ります。
生春巻きは冷凍できる?
冷凍はおすすめしません。
ライスペーパーが割れたり、食感が悪くなってしまいます。
破れにくいライスペーパーの選び方は?
「厚手」や「ベタつきにくい」と書かれているものを選ぶと、初心者でも失敗しにくいです。
タピオカ粉入りは粘着力が強いので注意しましょう。
お弁当に生春巻きを入れられる?
持っていくことはできますが、必ず保冷剤を入れ、タレは別容器で。
生春巻き同士はシートで仕切ってください。
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まとめ:生春巻きを上手に作るコツ
生春巻きは、見た目もきれいで食卓がパッと明るくなる料理です。
「1本ずつ仕切る」「具材の水分をきちんと取る」「ライスペーパーはやや固めで使う」
この3つを意識するだけで、くっつきやベタつきの失敗を大きく減らすことができます。
ちょっとした工夫で、気軽に生春巻きを楽しんでみてください。